バージャー病 ASO 違い

バージャー病とASOの違いは?

バージャー病

 

バージャー病はTAOとか閉塞性血栓血管炎とか言われることもあります。
ASOは閉塞性動脈硬化症とも呼ばれています。

 

それではバージャー病とASOの違いについて解説します。

 

よく起こる年齢

 

バージャー病

 

ASOは50歳以上でよく起こる病気です。
これに対してバージャー病の好発年齢は20〜40歳です。

 

つまりASOは高齢の方がなりやすい病気で
バージャー病は比較的若い方になりやすい病気と言えますね。

 

静脈炎も起こるか?

 

ASO

 

ASOは静脈炎は起こりません。
ですがバージャー病だと静脈炎も起こります。

 

よく起こる場所の違い

 

ASO

 

ASOがよく起こる場所は
  • 腹部大動脈
  • 大腿動脈

 

です。

 

これに対してバージャー病がよく起こる場所は
  • 腋窩動脈より末梢
  • 前腕動脈より末梢

 

です。

 

末梢と言うのは心臓より通り場所という意味です。
だからバージャー病は足や腕の先端に起こりやすい病気といえます。

 

基礎疾患の違い

 

ASO

 

ASOの基礎疾患は
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 高脂血症

 

です。

 

これに対してバージャー病の基礎疾患は
特にありません。

 

検査結果の違い

 

血管造影検査をするとASOだと閉塞状態がわかりますが
バージャー病だと先細り状態になっています。

 

以上、バージャー病とASOの違いに関する解説を終わります。

 

バージャー病は喫煙者に起こる病気です。
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こちらも参考に!⇒バージャー病の初期症状は?

 

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