尿酸値とは何か?
尿酸値とは何か?というと溶けている尿酸の濃度のことです。
水の中でもなく、関節の中でもありません。
血液中にどれくらい尿酸が溶けているか?を表した数字が尿酸値です。
そのため尿酸値のことを
血清尿酸値とか血中尿酸値という場合もあります。
具体的に尿酸値は100mLの血液中に尿酸が何mg入っているか?を
数値で表されます。
たとえば血液100mL中に尿酸が5r入っていたら尿酸値は5r/100mLとなります。
ただ、表記上は100mLは1dLなので5r/dLとされることが多いです。
以上が尿酸値とは何か?の説明ですが
まれに尿酸値と『酸』の文字が入っていることから
「尿酸値とは酸性、アルカリ性のことを表しているのでは」
と勘違いされている方もいます。
ですが、先ほども申しましたように尿酸値は
酸性とかアルカリ性を表しているわけではありません。
酸性やアルカリ性を表すのはpHです。
pHは「ピーエイチ」とか「ペーハー」と読みます。
数字が低いほど酸性度が高く、
数字が大きいほどアルカリ性が高くなります。
中性は7で、アルカリ性のマックスが14です。
話は戻って尿酸値は一般的に男性の方が元から高いです。
なぜなら、女性の場合、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが
尿酸を体の外に追い出してくれるからです。
とはいえ、50歳近くなった女性は閉経を迎えます。
閉経になるとエストロゲンの量が減ります。
そのため女性も閉経になると
尿酸の排泄が男性と同じような感じになるため、尿酸値が高くなります。
ちなみに尿酸値は高いと痛風になるけど
低いなら健康的で何の問題もないと思っている方が多いです。
ですが尿酸値は低くてもダメです。
理由はこちらの記事をご覧ください。
こちらも参考に!⇒尿酸値低いとどんな病気になりやすくなる?
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