偽痛風はレントゲンでどう見えるの?
偽痛風は読んで字のごとく、症状が痛風とソックリです。
関節がものすごく痛くなり、立ち上がれなくなり歩けなくなったりすることもあります。
関節が痛くなるとものすごく赤く腫れてつらいです。
ただ、偽痛風が起こる場所は痛風が起こる場所と違います。
痛風が起こりやすい場所は足先の親指の関節が多いです。
でも、偽痛風が起こりやすい場所は膝の関節に起こりやすいです。
もし膝の関節に激痛が走るなら、
整形外科などの病院では、まずレントゲンを撮影します。
いきなり関節に針を刺して関節液を採取するのは
患者さんにとってキツイですからね。
膝関節のレントゲンを撮影すると偽痛風ならこちらの画像のようなものが見えます。
(画像はhttp://heart-clinic.jp/swfu/d/5naika_9.pngより引用)
矢印の入っている場所は偽痛風特有の石灰化像です。
もし膝関節のレントゲン画像で上記のような石灰化像が見られたなら
関節に針をさして液体を採取し検査します。
関節の液体にピロリン酸カルシウムが確認できたなら
そこで初めて偽痛風だと確定診断します。
痛風の痛みなら1週間前後で解消しますが
偽痛風の痛みは4週間前後続くケースもあります。
そういった意味でも、偽痛風を疑う症状(膝関節の痛み)が見られたなら
病院でレントゲンを撮影してもらいましょう。
レントゲンで石灰化像が認められたなら
関節液を採取して検査してもらいピロリン酸カルシウムがあるかないか調べ、偽痛風だと確定診断出来たら治療を早急に受けましょう。
偽痛風の治療法はこちらの記事をご覧ください。
⇒偽痛風の治療法は?
「偽痛風はレントゲンでどう見えるの?」を読んだ人はこんな記事も読んでいます
関連ページ
- 偽痛風とは?痛風と何が違うの?
- 偽痛風とは?痛風と何が違うのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の原因は?
- 偽痛風の原因について詳しく解説しました。
- 偽痛風の治療法は?
- 偽痛風の治療法について詳しく解説しました。
- 偽痛風と痛風の5つの違いとは?
- 偽痛風と痛風の5つの違いについてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風だと関節液は何色になるの?
- 偽痛風だと関節液は何色になるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風にはステロイドが有効なの?
- 偽痛風にはステロイドが有効なのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の予防法はこれです!
- 偽痛風の予防法を知りたい方は当サイトをご覧ください。わかりやすく解説しています。
- 偽痛風で膝に症状がでる確率は何%くらい?
- 偽痛風で膝に症状がでる確率は何%くらいでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の診断で使うCRPとは?
- 偽痛風の診断で使うCRPについてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風が再発することってあるの?
- 偽痛風が再発する原因についてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風で発熱が起こる原因は?対処法は?
- 偽痛風で発熱が起こる原因と対処法について解説します。
- 偽痛風が起こりやすい部位はどこ?
- 偽痛風が起こりやすい部位はどこでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の治療期間はどれくらい?
- 偽痛風の治療期間はどれくらいでしょうか?わかりやすく解説しました。
- シメチジンは偽痛風の予防・治療に効果があるの?
- シメチジンは偽痛風の予防・治療に効果があるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の好発部位は?
- 偽痛風の好発部位についてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風だと診断できる検査値はどれくらい?
- 偽痛風だと診断できる検査値はどれくらいでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風と白血球の関係
- 偽痛風と白血球の関係についてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風の原因は食事?
- 偽痛風の原因は食事なのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風に効くお薬は何?
- 偽痛風に効くお薬に何があるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風は女性になりやすい病気なの?
- 偽痛風は女性になりやすい病気なのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の予防法
- 偽痛風の予防法についてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風にどんなリハビリが必要?
- 偽痛風にどんなリハビリが必要なのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の症状は?
- 偽痛風の症状についてわかりやすく解説しました。