痛風治療薬 副作用

痛風治療薬の副作用は?

痛風治療薬の副作用について解説します。

 

痛風治療薬

 

痛風のお薬は大きく分けて3種類あります
  1. 痛風発作を抑える薬
  2. 発作による炎症や痛みを抑える薬
  3. 尿酸値を低下させる薬

 

の3種類です。

 

それぞれの痛風治療薬の副作用をご紹介します

 

コルヒチン

 

痛風治療薬 コルヒチン

 

痛風発作があるときの激しくつらい痛みは白血球による尿酸への攻撃です。
コルヒチンは白血球が関節内に集まるのを防ぐ薬です。

 

一日3錠までなら副作用はありません。
多量服用時には吐き気、腹痛、下痢などの
胃腸障害や好中球減少症等がおこります。 

 

好中球はばい菌をやっつける細胞です。
だから好中球減少症になると、けがをしたら
ばい菌が繁殖しやすくなり、傷が治りにくくなります。

 

他にもコルヒチンの副作用として貧血を起こすこともあります。
その他の副作用として発疹、かゆみがあります。

 

非ステロイド抗炎症薬

 

発作時の炎症や痛みを抑えます。
非ステロイド系抗炎症薬の副作用は胃腸炎です。

 

だからこのお薬を飲むときには胃薬と一緒に飲むこともあります。
他にも非ステロイド系抗炎症薬の副作用として肝障害があります。

 

ステロイド抗炎症薬

 

非ステロイド性抗炎症薬で痛みが治まらない場合はステロイド薬を併用します。
ステロイドは免疫低下などの副作用があります。

 

尿酸生成抑制薬

 

尿酸の生産量を抑えるお薬です。

 

関節痛などの自他覚症状や肝機能検査値異常肝機能障害
全身性皮疹などの過敏症の副作用があります。 

 

尿酸排泄促進薬

 

尿酸の排泄を促進する薬です。
副作用として尿中の尿酸濃度が上昇するため尿路結石症(尿酸結石)を誘発する可能性があります。                       

 

以上が痛風治療薬の副作用でした。

 

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