偽痛風が起こりやすい部位はどこ?
偽痛風が起こりやすい部位について解説します。
偽痛風の正式病名はピロリン酸カルシウム結晶沈着症です。
偽痛風はピロリン酸カルシウム結晶が関節に付着し炎症がおこる関節炎です。
血液中の無機ピロリン酸濃度が高い値を示さなくても
あらゆる関節で結晶化して沈着します。
症状は痛風と同じような経過をたどることから
ピロリン酸カルシウム結晶沈着症のなかでも
特に急激に関節炎を起こす症状を「偽痛風」と呼ばれています。
カルシウムの代謝は腸で吸収され骨の形成に使われます。
不要なカルシウムは尿から排出されます。
30代をピークに骨量は徐々に減少していきます。
60代を超えると骨の代謝が悪くなりカルシウムが血液に流れ出してきます。
石灰化したカルシウムが関節へと漏れ出て付着し炎症を起こし急激な痛みとなります。
偽痛風が起こりやすい部位は?
一番起こりやすい部位は60歳を超えた男女の膝の大関節です。
その他には手・足・肘・肩・股の比較的大きな関節で偽痛風はおこります。
特殊な部位としては頚椎歯突起周囲の頸椎偽痛風があります。
激しく首が痛むときはこの疾患を疑ってください。
腰椎にも生じることもあります。この場合も激しい腰痛を引き起こします。
偽痛風は比較的急激に生じ激しい痛みが起こります。
痛みのためほとんど関節を動かすことができず発熱を伴います。
手足のしびれ、痛みなどが無いのが特徴です。
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