偽痛風だと診断できる検査値はどれくらい?
偽痛風はピロリン酸カルシウムが膝などの関節にたまることで起こる病気です。
これに対して痛風は尿酸が関節にたまることで起こります。
つまり偽痛風の原因はピロリン酸カルシウムですが痛風の原因は尿酸です。
尿酸は血液検査で調べればわかります。
でも偽痛風の原因物質であるピロリン酸カルシウムは血液検査ではわかりません。
つまり偽痛風そのものの原因物質を血液検査の検査値を通して調べることができないのです。
では偽痛風だと血液検査である程度判断するためにどんな項目を調べればよいのでしょうか?
偽痛風だと診断するための検査値をご紹介します。
偽痛風だと診断するための検査値は?
偽痛風だと血液検査で判断するためには痛風と区別することが重要です。
痛風も偽痛風も関節が痛み点は共通しています。
ですが痛風は尿酸値が上がることで起こりますが偽痛風は尿酸値が上がりません。
偽痛風だと尿酸の検査値は正常ということです。
次に偽痛風だとCRPという数値が上がります。
正常なCRPの検査値は0.3以下です。偽痛風だと0.4以上になります。
それから偽痛風だと白血球の検査値が上がります。
正常な白血球の検査値は3500〜10000くらいです。
ですが偽痛風になると白血球の検査値が10000以上になります。
最後にまとめますと偽痛風の検査値は
- 尿酸は正常値
- CRPが0.4以上
- 白血球が10000以上
になることが多いです。
ただ偽痛風だと確定診断するためには関節液を調べる必要があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
⇒偽痛風だと関節液は何色になるの?
膝の痛みで苦しんでいる方におすすめです
⇒つらい膝の痛みは毎日のちょっとしたことでたちまち軽くなる! [ 石川真理子 ]
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