痛風発作が夜間に起こる理由とは？
突然激痛に襲われるのが痛風発作の特徴です。
痛風発作が起こる場所としては足の指、かかと、膝などが多いです。
原因物質は尿酸です。
尿酸が増えやすい食事をし続けることで体の中に尿酸が増えます。
さらに詳しい痛風発作が起こる理由についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒痛風発作とは？
ところで痛風発作は夜間に起こりやすいです。
なぜ夜間に痛風発作が起こりやすいのでしょう？
夜間に痛風発作が起こりやすい理由とは？
痛風発作は夜間に起こることが多いです。
夜間に痛風発作が起こりやすい理由は血圧が関係しています。
夜間は血圧が下がります。血圧は1日中、ずっと同じではありません。
朝起きてから血圧は上がり、夜寝る前から就寝中は血圧は下がります。
血圧は心臓から全身に送るときの血液量が関係しています。
心臓から送られる血液量が多いと血圧が上がり、少ないと血圧は下がります。
血液は全身に栄養や酸素を与え、
二酸化炭素と老廃物をもらいながら移動しています。
夜寝ている時間帯は全身から多くの血液を送って栄養や酸素を与える必要がありません。
だから血圧が下がるわけです。
血圧が下がるということは血液の流れが悪くなるということでもあります。
心臓から送られる血液量が少ないわけですから。
となると、血液が全身にたまりやすくなります。
痛風発作は関節にたまった尿酸が剥がれ、そこに炎症が起こった状態を指します。
血液の流れが悪い方が、剥がれた体にとって邪魔な尿酸が関節周辺に残りやすいわけです。
血液は老廃物を引き取って腎臓に届けオシッコとして外に出させる役割があります。
夜間寝ている時間帯といった血圧が低い状況では
剥がれた尿酸を血液が回収して体の外に出す能力が落ちています。
だから痛風発作が起こりやすいわけです。
以上、夜間に痛風発作が起こりやすい理由について解説しました。
こちらも参考に！⇒痛風発作で発熱が起こる理由とは？
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