そばはどう？痛風改善のための食事について
血液検査で血清尿酸値が7.0g/dを超えると
「高尿酸血症」と診断され利尿剤の服用が始まります。
高尿酸血症の状態が長く続くと血液に解けきれない尿酸が結晶となり、
関節にくっつき痛みを伴う「痛風」を引き起こします。
一般的に肥満体系の人になりやすく予防法は痛風改善の食事と投薬です。
そして標準体重を目標にダイエットも必要です。
もう一つ気を付けなければいけないものに「プリン体」があります。
美味しそうなネーミングですが痛風とプリン体は犬猿の中です。
プリン体とは穀物・肉・魚・野菜などに含まれている旨み成分のことです。
つまり美味しいものにはたくさん含まれています。
プリン体は体内で分解されて尿酸に変化します。
一定量以上摂ると、痛風の危険度が高くなります。
昼食にうどんやそばを食べる方は、
時短で済ますことが出来きるためたくさんいらっしゃいます。
そばにはビタミンB１・B2が豊富に含まれています。
しかも植物タンパク質が多く、栄養素の高い食品です。
さらにソバにはルチンというポリフェノールも含まれいるので血圧を下げる働きもあります。
しかし麺自体は旨みはありません。プリン体も極めて少ない食品に上がっています。
ならば、「痛風の人の食事にぴったり！」と毎日食べている人はいませんか？
たいていお蕎麦には汁がついてきます。
そばと一緒に出て来るダシはプリン体が極めて多いかつお節でとります。
塩分もかなり入ります。
ということはダシはかつおより昆布ダシにしましょう。
そしてつけ麺の時は、麺の半分くらいだけ汁を付ける汁を飲み干すことは絶対止めて下さい。
また天ぷらなど油もののトッピングは止めましょう。
ネギや大根おろし・海藻・山芋などでアレンジを。
蕎麦は痛風の食事に大丈夫ですが、
汁のダシには気を付けて適度な量を守り栄養が偏らないように気を付けましょう。
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