納豆は痛風の方におすすめの食事なの?
納豆は健康に優しい食事だと言われています。
納豆にはナットウキナーゼという酵素が入っていて血栓を防ぐ効果があるからです。
血栓が原因で脳梗塞を起こし突然死することだってあります。
⇒脳梗塞の詳細情報はコチラ
納豆は血栓防止になるので脳梗塞などの
命に関わる病気を予防することにつながるわけですね。
ですが、「納豆は痛風の原因になるから食べない!」とおっしゃる方がいます。
果たして納豆は痛風の原因になるのでしょうか?
納豆は痛風の原因になる食事なの?
納豆にはナットウキナーゼという血栓を溶かす酵素が含まれている反面、
プリン体が多く含まれていると言われています。
痛風は尿酸が関節に溜まることが原因です。
「じゃ、尿酸はどうやって体の中でできるの?」と疑問に感じた方も多いでしょう。
- 食事中に含まれるプリン体
- 体の中で合成される
この2つの原因でできます。
食事中に含まれるプリン体からできる尿酸は全体の20%で
残りの80%は食事中のプリン体と関係なく体の中で合成されてできるのです。
つまり納豆にプリン体が多く含まれているといっても
体の中に存在する尿酸のわずか20%に過ぎません。
だから、痛風発作がひどかったとしても
納豆などのプリン体を多く含む食事をやめたからといって
尿酸の量が減るか?というと、そんなこともないわけです。
そんなこともあって、現在では1日に摂取してもよいプリン体の量は
1日400mgまで大丈夫と言われるようになりました。
以前は「プリン体=悪者」と言われ
納豆さえも食べない方がよいと言われていたので
時代が変わってきたということです。
納豆100g中に含まれるプリン体の量は113mgです。
だから1日に納豆を300gまで食べても問題ありません。
ただ、納豆って1パックに50gしか入っていません。
つまり納豆を1日6パックまで食べても痛風の心配はいらないということです。
たいていの人は納豆を1日6パックも食べないでしょうから
納豆好きの方は、我慢せずに食べるとよいでしょう。
ちなみに納豆はプリン体の量は多くないです。
スルメイカは100gあたりプリン体が186.8mg含まれていますし
カキなんて100gあたり184.5mg含まれています。
納豆は100gあたりプリン体が113mgですから。
尿酸は80%は食事以外から、つまり体が作っています。
体が尿酸を作るのにお酒が関わっています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒なぜお酒は痛風の原因になるの?2つの理由があります!
関連ページ
- 痛風予防にイカを含んだ食事は大丈夫?
- 痛風予防にイカを含んだ食事は大丈夫なのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 痛風にダメな食事一覧
- 痛風にダメな食事一覧ページです。
- 痛風の食事で食べて良いもの一覧はコチラ
- 痛風の食事で食べて良いもの一覧は当サイトをご覧ください。
- そばはどう?痛風改善のための食事について
- 痛風改善のための食事について『そば』はどうでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 卵入りの食事は痛風を悪化させるからやめた方がいい!?
- 卵入りの食事は痛風を悪化させるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- コーヒーは痛風にどう?痛風改善につながる食事とは?
- コーヒーは痛風にどうでしょうか?痛風改善につながる食事についてわかりやすく解説しました。
- アルカリ性の食事は痛風を悪化させる?
- アルカリ性の食事は痛風を悪化させるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- ラーメンは痛風を悪化させる食事!それでも食べたいならコチラ!
- ラーメンは痛風を悪化させる食事なです。それでも食べたいなら対策について解説しますので、ぜひご覧ください。
- 山芋入りの食事は痛風を悪化させる!?
- 山芋入りの食事は痛風を悪化させるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 鶏肉入りの食事は痛風の原因になる?
- 鶏肉入りの食事は痛風の原因になるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 痛風治療中の食事はどうすればいい?
- 痛風治療中の食事はどうすればよいのでしょうか?わかりやすく解説しました。