腎不全でもユリノームを痛風治療薬として使用できる?
この記事では腎不全でのユリノームを飲めるのかどうか解説します。
そもそも痛風の方は腎不全になりやすいです。
「痛風で腎不全?」とよくわからないかもしれませんね。
痛風は尿酸という物質が関節にたまることで起こる病気です。
尿酸が関節にたまると痛風を起こしますが、尿酸は関節以外にも腎臓などにもたまります。
関節に尿酸がたまることで痛風になり激痛が走るわけですから
腎臓に痛風がたまったら、腎臓を傷つけて腎不全になってしまうのは
なんとなくわかっていただけると思います。
もし腎不全になったばあい、飲めるお薬の種類が減ってきます。
なぜならどんなお薬でもそうですが、お薬は腎臓でオシッコに変えて体の外に出していきます。
腎不全になり腎臓の機能が落ちてしまうと
お薬をオシッコに変える力が落ちるので、長期間お薬の作用が出続け
副作用が出やすくなってしまうのです。
だから腎不全の患者さんが痛風の治療薬を飲むにしても
飲める種類が限られてしまうわけです。
では痛風治療薬の一種、ユリノームはどうでしょうか?
腎不全など腎臓の機能が弱っている方でもユリノームは大丈夫でしょうか?
腎不全の患者さんでもユリノームを飲んでも大丈夫?
結論としては腎不全の患者さんでもユリノームで痛風の治療を受けることができます。
ユリノーム以外にもアロプリノールも大丈夫です。
ユリノームは腎不全といった腎機能が落ちている方でも
しっかりと尿酸値を下げて痛風改善に役立ちます。
腎不全の方に使えるお薬を知りたい方はこちらがおすすめです
⇒腎不全と薬の使い方Q&A [ 平田純生 ]
こちらも参考に!⇒痛風治療薬一覧
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