ザイロリックという薬はなぜ痛風に効果があるの？
痛風の原因は尿酸という物質です。
過剰に尿酸が体にあると、関節にたまってしまいます。
そして関節にたまった尿酸に白血球という
免疫に関係する血液の一種がやってきて関節炎が起こります。
関節炎は膵炎や胃腸炎と語尾に『炎』がついているこちからわかるように痛いです。
痛風の原因は尿酸ですから、
血液検査でわかる尿酸値を下げることが治療として重要です。
尿酸値を下げるお薬には2種類あります
- 尿酸を体の中で作らせないお薬（尿酸産生抑制薬）
- より多くの尿酸を尿として外に出す（尿酸排泄促進薬）
の2種類です。
この記事では尿酸値を下げるお薬であるザイロリックをご紹介します。
ザイロリックは尿酸産生抑制薬です。
尿酸産生抑制薬という分類に入るくらいですから
尿酸をそもそも体の中で作らせないという効果があります。
尿酸はプリン体が多く入った食べ物を摂取することで体の中でどんどん増えていきます。
プリン体はビールやお肉などの多く含まれています。
ビールやお肉を食べたり飲んだりしてプリン体が体に入っても
ザイロリックをきちんと飲むことで、尿酸に変わりにくくなります。
その結果、尿酸値が下がっていき痛風が治っていくわけです。
最後にまとめますとザイロリックは尿酸の治療薬です。
体の中で尿酸ができるのを抑える効果があります。
ザイロリックを飲むことで尿酸値を下げ
結果的に痛風の改善につながります。
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