高尿酸血症の治療薬フェブリクの効果は?
高尿酸血症の治療薬フェブリクの効果について解説します。
2011年春、高尿酸血症治療薬
フェブキソスタット、商品名フェブリク錠が製造承認を取り発売されました。
(画像はhttp://meds.qlifepro.com/thumb/3949003F2020_000.jpgより引用)
日本では約16000万人の痛風や高尿酸血症の患者ががいます。
これらの病気は生活習慣病と言われ食べ物や日々の生活を見直す必要があります。
それでも高尿酸血症が改善されないときは、
尿酸生成抑制薬や尿酸排泄促進薬で尿酸降下療法を用います。
投薬で尿酸の生成を抑え、尿酸値を正常値に下げていきます。
フェブリクは「選択的XOD阻害薬」と呼ばれ、これまで出回っていた薬剤と違い
阻害したいキサンチンオキシダーゼ(XOD)だけに効果を発揮します。
XOD以外の核酸代謝酵素を阻害しないという大きな特徴があります。
この特徴により、これまでの薬であった副作用が出ないと言われています。
高尿酸血症の治療薬『フェブリク』の副作用とは、
- 再生不良性貧血
- 汎血球減少などの血液障害
- 皮膚粘膜眼症候群
- 中毒性表皮壊死症
などの皮膚障害です。
フェブリクの効果は大変強力です。
徐々に薬を増量していっても尿酸値が急激に低下してしまうことがあります。
また重い腎臓病や肝臓病のある人は慎重に使用する必要があります。
1日1回の服用で、血中尿酸値を治療目標値まで低下させることが出来ます。
その上長期に維持できることが分かってきました。
世界で約40年ぶりの新薬となったフェブリクは、海外でも、、
米国、カナダ、欧州7カ国で使用されています。
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