高尿酸血症の治療にはどんなお薬を使うの?
高尿酸血症を放っておくと命の危険にさらされることもあります。
尿酸が腎臓に沈着すると腎不全になることがあるからです。
腎不全に一度でもなると二度と治ることがありません。
だから腎不全になる前に高尿酸血症の治療を始めた方がよいでしょう。
高尿酸血症の治療にはお薬を使います。
ただ、高尿酸血症のお薬にはいろんなタイプがあります。
この記事では高尿酸血症の治療薬について解説します。
高尿酸血症の治療薬
まずそもそも高尿酸血症になる原因は以下の3つです
- 尿酸をオシッコとして出す能力が落ちている尿酸排泄低下型
- 体が異常に尿酸を作りすぎている尿酸産生過剰型
- 上記2つの混合型
このことをふまえて解説します。
尿酸合成阻害薬
これは尿酸産生過剰型の治療薬です。
尿酸を体の中で作らせないことで高尿酸血症を治療します。
尿酸合成阻害薬の代表薬としてはアロプリノールがあります。
アロプリノールの商品名はザイロリックです。
(画像はhttp://meds.qlifepro.com/thumb/3943001F1314_000.jpgより引用)
他にもフェブキソスタットも尿酸合成阻害薬として有名です。
フェブキソスタットの商品名はフェブリクです。
尿酸排泄促進薬
これは尿酸排泄低下型の患者さんに使われるお薬です。
尿酸の排泄量を増やすことで高尿酸血症を治療します。
尿酸排泄促進薬の代表薬はプロベネシドがあります。
プロベネシドの商品名はベネシッドです。
あとベンズブロマロンがあります。
ベンズブロマロンの商品名はユリノームです。
あと、高尿酸血症の原因に混合型がありましたが
混合型の場合にはお医者さんの判断で上記のお薬を選びます。
以上が高尿酸血症の治療薬に関する解説です。
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