なぜお酒は痛風の原因になるの?2つの理由があります!
お酒は痛風の原因になると言われています。
ただ、もしかしたらこんなことを思っていませんか?
「お酒といっても痛風の原因はビールだけですよね」と。
痛風の原因になるのはビールだけではありません。
どんなお酒でも痛風の原因になります。
そもそもお酒には痛風の元になるプリン体が含まれているからです。
ビールほどプリン体の量が多いわけではありませんが。
もちろんビールには痛風の原因になるプリン体が多く含まれています。
だからこそプリン体ゼロを謳ったビールが存在しているわけです。
ですが、痛風の原因はプリン体だけではありません。
お酒が痛風の原因になる2つの理由
痛風は体の中で尿酸が異常に増えたことが原因で起こる病気です。
お酒は尿酸を増やします。
なぜお酒は尿酸を増やし痛風の原因になるのでしょう?
お酒を飲むと肝臓でお酒でない形に変えられ
最終的にはオシッコに変わり体の外に出ていきます。
ただ、肝臓でお酒はATP(アデノシン三リン酸)によってお酒でない形に変わるのですが、
このATPは尿酸の原因物質なのです。
だからプリン体が少ないお酒であっても
ATPによって尿酸がどんどん増えていきます。
また、肝臓でお酒がATPによってお酒でない形に変えられるときに
乳酸という物質も作られます。
この乳酸が曲者です。
尿酸はオシッコとともに体の外に出すことで
痛風になるのを防いでいます。
でも、乳酸は尿酸とオシッコを体の外に出すのを邪魔するのです。
したがってお酒は肝臓でATPをどんどん消費させ尿酸を増やす原因になること
また、乳酸が増えることで、増えた尿酸を体の外に出せないこと
この2つの理由から痛風の原因になるわけです。
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