尿酸値低いのに痛風発作が起こる2つの原因とは?
「尿酸値が高いと痛風になる」とみんな知っています。
でも「尿酸値が低いと痛風になる」ことはほとんどの方が知りません。
だから尿酸値が低くて安心していたのに
足先に激痛が走って病院で「痛風ですね」と診断された場合には
正直びびってしまうことでしょう。
あるいはお医者さんでも痛風を専門的に診ている先生以外は
尿酸値が低い時点で痛風は除外して診察するので治療が遅れてしまうケースがあります。
この記事で尿酸値が低いのに痛風発作が起こる原因を2つご紹介します。
尿酸値が低いのに痛風発作が起こる原因2つとは?
痛風発作が起こるのはそももそ関節にたまった尿酸の結晶が
激しい運動時にはがれ落ちたときに炎症が発生するからです。
要するに尿酸値が高いとか低いでなく
尿酸の結晶が関節にたまっていれば誰でも痛風発作が起こるわけです。
だからたとえば柔道の試合中に関節技を決められ、
その瞬間に尿酸結晶が剥がれ落ち、激痛が走ることがあります。
あまりの激痛で病院に行っても尿酸値が低いとお医者さんは「?」となってしまいます。
でも、偶然にも痛風の治療薬であるコルヒチンなどを処方し
しばらくすると痛みが治まってくるので「この激痛の原因は痛風だったんだ」
と後になって診断がつくわけです。
尿酸値が高かったので治療をしたとします。
すると尿酸値は低くなります。
それで治療終了となることが多いわけですが・・・
ただ関節にたまった尿酸結晶が自然と消えるのに
約2年はかかると言われています。
だからいくら尿酸値が下がった治療が終わったとしても
2年間は痛風発作が起こる可能性があるわけですね。
最後にまとめますと
- 激しい運動をした
- 尿酸値が下がった後2年以内
の2つです。
続いて尿酸値が低くても痛風発作が起こることは否定できないわけですが
他にもこちらの記事で解説しているような恐ろしい病気になる可能性があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
こちらも参考に!⇒尿酸値低いとどんな病気になりやすくなる?
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