偽痛風にはステロイドが有効なの?
痛風に似た病気に偽痛風があります。
痛風は尿酸が関節にたまることで起こる病気です。
偽痛風はピロリン酸カルシウムが関節にたまる病気という点で痛風と違います。
偽痛風は痛風と同様に関節に激痛が走る病気です。
ただ、激痛が走る場所が少し違います。
痛風は足先の指の関節などに激痛が走りやすいです。
でも、偽痛風は膝関節などの大きな関節に激痛が走りやすいです。
痛風と偽痛風の違いは他にもあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
この記事では偽痛風の治療法について特にステロイドについて解説します。
偽痛風にステロイドは有効?
ステロイドにはいろんなお薬があります。
抗生物質みたいなものです。
抗生物質には
- ペニシリン
- セファレキシン
- タリビット
- ビブラマイシン
- ゲンタマイシン
など、いろんな種類のお薬があります。
これと同じでステロイドにも
- デポメドロール(1回の注射で1ヶ月くらい効くタイプ)
- プレドニゾロン
- ベタメタゾン
などいろんな種類のお薬が存在しています。
もし、病院でレントゲン検査や関節液の検査で偽痛風だと診断された場合
ステロイドは痛みの出ている関節内に注射することで劇的に症状が改善します。
ステロイドは全身に効くように飲み薬を飲んだり、注射したりすると
糖尿病になりやすくなるため、そもそも糖尿病の患者さんには使いにくいお薬です。
でも、関節内にステロイドを注射する行為は
全身にステロイドの効果が及ばないため、糖尿病の患者さんにも副作用が出ることがありません
そのため偽痛風の患者さんにステロイドを関節内に注射する治療は
かなり有効な治療法だと言えます。
ステロイドは先ほども記載しましたがいろんな種類があります。
あなたの症状にあったステロイドを使用することで
偽痛風の症状が劇的に改善する可能性が高いです。
詳しくは主治医の先生に相談しましょう。
「偽痛風にはステロイドが有効なの?」を読んだ人はこんな記事も読んでいます
関連ページ
- 偽痛風とは?痛風と何が違うの?
- 偽痛風とは?痛風と何が違うのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の原因は?
- 偽痛風の原因について詳しく解説しました。
- 偽痛風の治療法は?
- 偽痛風の治療法について詳しく解説しました。
- 偽痛風はレントゲンでどう見えるの?
- 偽痛風はレントゲンでどう見えるのでしょうか?画像とともに解説します。
- 偽痛風と痛風の5つの違いとは?
- 偽痛風と痛風の5つの違いについてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風だと関節液は何色になるの?
- 偽痛風だと関節液は何色になるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の予防法はこれです!
- 偽痛風の予防法を知りたい方は当サイトをご覧ください。わかりやすく解説しています。
- 偽痛風で膝に症状がでる確率は何%くらい?
- 偽痛風で膝に症状がでる確率は何%くらいでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の診断で使うCRPとは?
- 偽痛風の診断で使うCRPについてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風が再発することってあるの?
- 偽痛風が再発する原因についてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風で発熱が起こる原因は?対処法は?
- 偽痛風で発熱が起こる原因と対処法について解説します。
- 偽痛風が起こりやすい部位はどこ?
- 偽痛風が起こりやすい部位はどこでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の治療期間はどれくらい?
- 偽痛風の治療期間はどれくらいでしょうか?わかりやすく解説しました。
- シメチジンは偽痛風の予防・治療に効果があるの?
- シメチジンは偽痛風の予防・治療に効果があるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の好発部位は?
- 偽痛風の好発部位についてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風だと診断できる検査値はどれくらい?
- 偽痛風だと診断できる検査値はどれくらいでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風と白血球の関係
- 偽痛風と白血球の関係についてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風の原因は食事?
- 偽痛風の原因は食事なのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風に効くお薬は何?
- 偽痛風に効くお薬に何があるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風は女性になりやすい病気なの?
- 偽痛風は女性になりやすい病気なのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の予防法
- 偽痛風の予防法についてわかりやすく解説しました。
- 偽痛風にどんなリハビリが必要?
- 偽痛風にどんなリハビリが必要なのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 偽痛風の症状は?
- 偽痛風の症状についてわかりやすく解説しました。