偽痛風で発熱が起こる原因は？対処法は？
偽痛風で発熱が起こる原因はと対処法について解説します。
結晶が関節で炎症を引き起こす病気は「痛風」です。
痛風と同じような症状で炎症の原因の結晶が違う病気に「偽痛風」があります。
症状は痛風とほとんど同じですが尿酸値の上昇はないし
痛風発作のような激痛もないことから痛風の偽物、
つまり、「偽痛風」と失礼な病名が付けられています。
「痛風」は尿酸塩の結晶が関節に付着し関節炎となります。
「偽痛風」はピロリン酸カルシウムの結晶により
関節の軟骨に付着して関節炎になります。
主に膝関節に多く症状が出てきます。
軟骨に付着したピロリン酸カルシウムの結晶が?がれてきます。
?がれた結晶の破片が関節液に混ざり関節内に入ります。
血液中の白血球が「異物混入」のサインを出し「好中球」が動きだし攻撃を開始します。
この攻撃が関節の腫れ・痛み・発赤・熱感、などが出現します。
全身の症状として、発熱や体重減少などが起こります。
偽痛風の治療はまずは、結晶の原因であるピロリン酸カルシウム
かどうか関節液を調べます。
偽痛風は遺伝的な要素と副甲状腺機能亢進症が
引き金になっていることが多く痛風のような
食生活やストレスなど生活習慣病ではありません。
偽痛風で発熱がでた場合の対処法としては
痛みが慢性化し、歩行困難となれば関節洗浄や人口関節置換術の手術をしますが
一般的には痛み止めや炎症を抑える薬の服用となります。
以上、偽痛風で発熱がでた場合の原因と対処法について解説しました。
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