偽痛風にどんなリハビリが必要?
偽痛風は偽の痛風と書くくらい痛風と症状が似ています。
ですがいくつかの点で偽痛風は痛風とは異なります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒偽痛風とは?痛風と何が違うの?
ここでは簡単に偽痛風と痛風の違いをいいます。
偽痛風の原因はピロリン酸カルシウムです。
これに対して痛風の原因は尿酸です。
痛風の原因である尿酸は食べ物の影響が大きいです。
したがって痛風になった場合、リハビリというか予防としては
徹底的な食事管理が重要です。
これに対して偽痛風の原因物質ピロリン酸カルシウムは謎が多い物質です。
つまり、もし偽痛風だと診断された場合には
予防策であったりまともな治療法がないのが現状です。
「じゃ、偽痛風だと診断されたらひたすら足の痛みに耐え抜かないといけないの?
リハビリとかないの?」と思ってこの記事をご覧になっているかもしれません。
まず偽痛風による痛みは、痛み止めのお薬で治療します。
根本的な偽痛風に対する治療法がないのでただ痛みを抑えるしかないわけです。
詳しい偽痛風の治療法についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒偽痛風の治療法は?
あと偽痛風を発症した場合にリハビリはできないかどうかです。
結論として偽痛風の患者さんに対してもリハビリを行うことがあります。
偽痛風になるとあまりの激痛に体を動かすことができません。
寝たきりになってしまうことがあるんです。
寝たきりになると廃用症候群を発症してしまう危険性があります。
廃用症候群とは偽痛風などの痛みで
長期間寝たきりの状態になると筋肉が全身の筋肉が落ちてしまい
日常生活に支障がでることをいいます。
廃用症候群になると単純に筋肉が落ちて歩けないだけではありません。
呼吸する筋肉も落ちてしまい、息をするのも難しい状態になることもあります。
したがって偽痛風が発症し、寝たきりになってしまい
廃用症候群が認められた場合、リハビリをおこない、筋肉を元の状態に戻すようにします。
最後にまとめますと偽痛風の患者さんにリハビリを行うことはあります。
偽痛風によって廃用症候群を起こさないように、
あるいは廃用症候群になってしまった場合にリハビリを行って
日常生活に支障がでないようにします。
こちらも参考に!⇒偽痛風の予防法はこれです!
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