痛風治療薬一覧
痛風治療薬を一覧形式でご紹介します。
NSAIDsはお医者さんはエヌセイズと読みます。
非ステロイド性抗炎症薬のことで、ステロイドではない痛み止めのことです。
風邪をひいて解熱鎮痛剤を飲むことがありますがこれもNSAIDsの仲間です。
痛風発作が起こると激痛が走るのでNSAIDsで痛みを急激に抑えます。
- ロキソニン
- カルプロフェン
- アセトアミノフェン
- ナイキサン
などがありますが、痛風治療としてはナイキサンやロキソニンを
使用することが多いです。
たとえばナイキサンを1日限定で3時間ごとに3回程度使用する
パルス療法を推奨するお医者さんもいらっしゃいます。
ステロイドを嫌がる方が多いですが
腎臓病や猪飼病の患者さんにはNSAIDsが使えません。
NSAIDsには腎機能を落とすリスクや胃の調子を悪くする危険性があるからです。
ステロイドには炎症を抑える作用がありますので痛風治療にも使用されます。
ステロイドで有名なお薬はプレドニゾロンがあります。
コルヒチンが有名です。
コルヒチンに関する詳細情報はこちらをご覧ください。
⇒コルヒチンというお薬はなぜ痛風に効果があるの?
- ナイキサン
- 二フラン
- アルボ錠
が有名です。
パラミヂン(成分名はブコローム)があります。
- ベネシット錠(成分名:プロベネシド)
- ユリノーム錠(成分名:ベンズブロマロン)
の2つが痛風治療として使用されています。
(画像はhttp://meds.qlifepro.com/thumb/3949003F2020_000.jpgより引用)
- ザイロリック(成分名:アロプリノール)
- フェブリク(成分名:フェブキソスタット)
が有名です。
フェブリクの詳細はこちらをご覧ください。
⇒痛風の薬『フェブリク』の特徴とは?
ザイロリックに関してはこちらをご覧ください。
⇒ザイロリックという薬はなぜ痛風に効果があるの?
最後に痛風治療の目標は尿酸値を6.0mg/dL以下にまで下げることです。
ただあまりにも痛みが強い時はステロイドやNSAIDsのような痛みを抑えるお薬を使用します。
以上、痛風治療薬をご紹介しました。
こちらも参考に!⇒痛風治療薬の副作用は?
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