偽痛風の治療期間はどれくらい?
偽痛風は痛風に似た病気です。
でも、痛風とはまったく原因が違います。
痛風の原因は尿酸ですが、偽痛風の原因はピロリン酸カルシウムですから。
もちろん、原因が違うわけですから痛風と偽痛風では治療法がまったく違います。
痛風なら尿酸値を下げるためのお薬が処方されます。
でも、偽痛風の治療を痛みを抑えるお薬を飲んだり手術を受けることが中心です。
痛風は尿酸値を下げることで根本的な治療ができますが
偽痛風は対症療法と言って完治を目指すのではなく
その場しのぎの治療法しかできません。
つまり偽痛風の治療は対症療法ということです。
偽痛風の原因はピロリン酸カルシウムだとわかっています。
ただピロリン酸カルシウムを体から消し去る方法がわかっていません。
そのため痛みを抑えたり、手術で膝の関節を人工のものに置き換えるといった
方法しかできないためです。
こんな感じで根本的な解決のできない偽痛風ですが
もし治療を行うとしたら治療期間はどれくらいの長さになるのでしょう?
偽痛風の治療期間は?
結論としては偽痛風による痛みがひどい場合には
非ステロイド性の痛みどめを注射したり飲み薬として処方したりします。
痛みどめによる治療期間は1〜2週間くらいです。
つまり1〜2週間くらいで痛みが治まるということです。
もし痛み止めのお薬を飲んでもまったく痛みが引かない場合には
人工関節を埋める手術を行うことがあります。
痛みを感じている関節を人工のものに入れ替えます。
人工関節に入れ換えた後は、体が感覚に慣れるのに時間がかかります。
だいたい3〜6か月くらいは人工関節に体が慣れるのに必要です。
つまり手術の場合の治療期間は3〜6か月くらいです。
偽痛風は体重が重いほど痛みがひどくなります。
体重が重いと関節に負担がかかるためです。
そのためダイエットは偽痛風の予防・改善にとって重要です。
膝の痛みで苦しんでいる方におすすめです
⇒最新治療でひざの痛みはここまで治る! [ 齋藤知行 ]
こちらも参考に!⇒偽痛風の予防法はこれです!
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