尿酸値低いとどんな病気になりやすくなる?
「尿酸値は高いのが悪で、低いのは健康の証」と思い込んでいませんか?
尿酸値が高いと痛風になりやすくなるので悪だと思っている方が多いです。
ですが尿酸値が低いのも病気の原因になってしまいます。
尿酸値が低いというのは具体的には尿酸値が2.0r/dL以下をいいます。
この記事では尿酸値が低いとどんな病気になりやすくなるのか?解説します。
尿酸値が低い場合に考えられる病気とは?
もし健康診断で尿酸値が2.0mg/dL以下だったなら
これから解説するような病気になる可能性があります。
まず尿酸値が低い原因はたいてい腎臓の影響です。
尿酸はうま味成分のプリン体が入っている食べ物や飲み物を口に入れるとできます。
たとえばビールであったりお肉にプリン体がたくさん入っています。
でビールを飲んだりお肉を食べて体の中で尿酸ができたけど
腎臓が過剰にオシッコ中に尿酸を出してしまうと
今度は低尿酸血症の状態になってしまうんです。
とにかくここで大事なのが尿酸値が低いのはたいてい腎臓が影響しているってことです。
先ほども申しましたが尿酸値が低い原因は、
たいてい腎臓の影響です。
腎臓の調子が悪いから過剰に尿酸を体の外に出してしまうんです。
で、腎臓の調子が悪い典型が急性腎不全です。
尿酸値が低い場合にはこれから急性じん不全を起こす危険性があります。
なので、尿酸値が低いからと安心しないでください。
- いっぱいお水を飲んでいっぱいオシッコをする多飲多尿
- 貧血
- 体が疲れやすい
などが考えられます。
急性腎不全による貧血ですが腎臓はエリスロポエチンというホルモンを分泌しています。
エリスロポエチンは赤血球を増やす作用があります。
腎不全になるとエリスロポエチンの分泌量が減るので
赤血球を作る力が弱まり貧血になってしまうんです。
エリスロポエチンについて詳しくはこちらをご覧ください。
⇒エリスロポエチンの働きは?
尿酸値が低いと膀胱や腎臓に結石ができることがあります。
先ほども申しましたが尿酸値が低い原因は腎臓が過剰に尿酸を体の外に出すためです。
尿酸は結石の原因物質です。
そのため過剰にオシッコ中に尿酸が入っていると結石ができやすくなります。
結果、膀胱などの結石ができてしまうんです。
膀胱に大きな結石ができてしまうと手術が必要になることもあります。
- 急性腎不全
- 尿結石
といった病気になる危険性が高いです。
続いて尿酸値が低くなってしまう原因を5つ解説します。
こちらも参考に!⇒尿酸値が低い5つの原因は?
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