偽痛風と痛風の5つの違いとは?
偽痛風という病気があります。字面が痛風とほとんど同じですね。
それくらい偽痛風と痛風は似ている病気だということです。
この記事では偽痛風と痛風の5つの違いについて解説します。
痛風と偽痛風の5つの違い
原因は?
痛風の原因は尿酸が関節にたまることです。
偽痛風の原因はピロリン酸カルシウムです。
ということで原因物質が痛風と偽痛風では違います。
男女の差
痛風の患者さんが100人いたら男性は98人で女性は2人くらいです。
でも偽痛風の患者さんに男女差はありません。
なぜ痛風は女性に起こりにくいのでしょうか?
詳しくはこちらで解説しています。
起こりやすい年齢
痛風は30代から50代に起こりやすい病気です。
偽痛風は60代以上に起こりやすい病気です。
起こりやすい場所は?
痛風は足先の指の関節に起こりやすいです。
偽痛風は膝関節に起こりやすい点が違います。
診断法
痛風は血液検査で尿酸値が上がりますが偽痛風は尿酸値が上がりません。
これは原因物質の違いからです。
偽痛風を診断するにはレントゲン撮影をして
関節液の中にピロリン酸カルシウムがあることで診断できます。
偽痛風のレントゲンに関してはコチラの記事をご覧ください。
以上が偽痛風と痛風の5つの違いでした。
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