痛風発作で発熱が起きた時の対処法
痛風発作で激痛のうえに発熱まで起こったら大変です。
かつては、贅沢病といわれた痛風。
痛風発作を発症する仕組みは体内で
代謝によってできた血液中の「尿酸」の濃度が
上がりすぎることで、関節内に尿酸結晶が出来ます。
関節の中にできた尿酸結晶は好中球という細胞と結びつき、
炎症性のタンパク質などを多量に放出します。
このたんぱく質の作用は、非常に強力で
激しい痛みや、腫れを引き起こすとされています。
この痛みや腫れの症状を痛風発作といいます。
痛風発作の発症部位は
- ひざ
- 足の関節
- くるぶし
- 親指の付け根
などです。
中でも足の親指の付け根は痛風発作の発症頻度が最も高くなります。
また痛風発作のその他の症状に発熱が挙げられます。
３９℃近くの高熱が出ることもあります。
関節の痛みに、加え発熱などの全身症状が出ると
倦怠感も強くなり、重篤になることもあります。
痛風発作は、発症すると安静にしていても続くので、
発作が治まるのを待つしかありません。
発熱、痛みでで倦怠感が強い場合は対処法として
消炎鎮痛剤を使うこともあります。
しかし、発熱は、結晶化した尿酸と戦っているが故の症状です。
そこで、薬を使い発熱を無理に抑えてしまうと、症状が長引いてしまうこともあります。
発熱や痛みが強い場合はかかりつけの医師と相談し適切な治療を受けましょう。
痛風発作は、ストレス、疲労により体温が低くなり
血流が悪くなると発症のリスクが高まります。
痛風発作による痛み、発熱の予防には
日常生活の中で適度な休息、休養をとることが大切です。
また、血流を良くするために水分補給と保温も大切ですよ。
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