偽痛風の原因は食事?
痛風はプリン体の多い食事が原因で起こることがあります。
具体的には食べ物や飲み物に入っているプリン体が体の中で尿酸に変わります。
そして尿酸が体の中でたまりすぎると関節に沈着します。
その後、関節にたまった尿酸が剥がれた時に炎症が起こり痛風発作の激痛が起こるのです。
では痛風と似ている病気、偽痛風も食事が原因で起こるのでしょうか?
偽痛風は食事が原因で起こるの?
痛風の原因はたまりすぎた尿酸でした。
偽痛風の原因は尿酸ではなく、ピロリン酸カルシウムです。
ピロリン酸カルシウムはピロリン酸という物質とカルシウムがくっついてできています。
ピロリン酸は肝臓や軟骨の細胞が作っています。
このピロリン酸と軟骨に存在しているカルシウムとくっついてピロリン酸カルシウムとなるのです。
そしてこのピロリン酸カルシウムが関節にたまることで
痛風と同じような痛みが発生するわけです。
ところで肝臓の調子がよいとピロリン酸を分解することができます。
逆に肝臓の調子が悪いとピロリン酸を分解できず、
どんどん関節にピロリン酸カルシウムがたまるようになってしまうのです。
では肝臓の調子をよくするにはどうすればよいのでしょう?
少なくとも肝臓に負担をかける食事をしないことです。
- 高タンパク質
- 高脂肪
のものです。
高タンパク質・高脂肪の食事は肝臓に負担をかけますから
肝臓の能力を落としかねません。
高タンパク質の食事にはお肉料理があります。
さらに脂っこいお肉だと高脂肪かつ高タンパク質です。
したがって脂身の多いお肉料理は肝臓に負担がかかりやすいので
偽痛風のことが心配な方は避けるようにしましょう。
他にもお酒は肝臓に負担をかけますので避けましょう。
以上、偽痛風の原因は食事かどうかについて解説しました。
偽痛風は少なくとも食事は関係しています。
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⇒自分で治す!痛み・こり・しびれ 健康体操と食で改善[本/雑誌] (単行本・ムック) / 柴崎啓一
こちらの参考に!⇒偽痛風の治療期間はどれくらい?
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